February 19, 2005

六本木ヒルズとさんぽみち。

まだ建設中の六本木ヒルズの間に開通した、

けやき通りをはじめて通った時はスゲー驚いた。

中高生の時たまに、CD屋さんと本屋さんに行くために

学校から六本木へ歩いてでかけた。

その頃は六本木でしか得られないものが

まだいろいろあったから行ったわけで、

六本木という町自体の魅力は感じたことはなかった。

六本木はあまり好きな場所ではなかった。

首都高の高架のせいで暗くてじめじめして

ほこりっぽい印象があった。

細くて小さな雑居ビルばかりで

それらの各階には自分と関係のない

無数の飲食店が詰め込まれていた。

その後店の入れ替わりはいろいろあれど、

六本木から得られる印象はずっと変わらなかった。

そんな六本木に明るくて、広い歩道の通りができたのだ。

今では並木がライトアップされたりして

家族連れが楽しそうにすれちがっていったりする。

そんな通りで犬と散歩したりお茶したりできる。

いろんな人と言葉をかわしたりする。

六本木ヒルズの是非はいろいろあるだろう。

通っていたCD屋「wave」は土地開発でなくなった。

でもこんな通りがひとつできただけでも

六本木ヒルズができてよかったと思えるゼ。



* 六本木ヒルズ49階の図書館から並木をパチリ。

 下の建物はテレ朝。右はコンラン卿デザインの住宅ビル。上の方は麻布十番。

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