プラットフォームシステム開発・UI設計・3DCGデザイン・ソフトウェアエンジニアを行ってきました。ビデオゲーム業界に関わってから15年以上の経験があります。
学生の頃から、3DCGデザイナーとしてビデオゲーム業界に関わりはじめました。院卒後SONY / SCEへソフトウェアエンジニアとして就職しました。
360°動画 Street View + 位置情報SNS
現在、東京の有名な場所で360°動画撮影を行っています。
この動画は、vacailyというWebpageの
上部に表示されます。vacailyのUserは、この動画に表示されている好きな場所に、コメントを投稿することができます。
これにより、360°動画撮影された場所のクチコミを、User同士で共有することができます。
街歩きが好きで、友達と、犬と、あるいは一人で歩いています。
歩いているときは、友達や店員さんと話したり、看板を見たりして街のいろいろな情報を知ることができます。そして街のことを知れば知るほど、その街のことが好きになります。
このような現実では当たり前の体験を、360°動画とSNSをつかってネット上で実現したいと思います。
現在はこのProjectの開発にとりかかっています。
UI Design、Server開発、360°動画Format仕様策定、Web Browser向け360°動画Player開発、Camera Mountと防振RigのHardware開発を行いました。
vacailyでは360°動画がWebpageの上部に表示されます。
vacailyのUserは、この動画に表示されている好きな場所に、コメントを投稿することができます。
このコメントは動画の下にもスレッド状に表示されます。
ユーザーがこのコメントの部分をクリックすると、それに紐付いた場所の360°動画がWebpage上部に瞬時に表示されます。
このSNSは360°動画で表現された場所やそれにまつわる情報と、User同士のコミュニケーションを成立できるようデザインしました。
それにより、現実の道で歩きならが友達等と情報を交換するような体験を、Net上で実現しました。
このServerの実装には、 javascript, PHP, CSS, WordPress and BuddyPressをつかいました。
GoProカメラを4台使ったカメラマウントと、専用の防振リグを作りました。リグにはブラシレスモーターを3個使用し、撮影時の振動を制御しています。これにより安定した移動映像を得られます。
開発にはSimple BGC circuit board / Firmwareを使用しました。
360°カメラと防振Rigを使って、東京の歩道を歩きながら撮影を行っています。それにより、車道から街を撮影するよりも、より臨場感のある歩き動画を撮影することができます。
PlayStation の System Software を9年間サポートしてきました。また次世代のウェブブラウザでのアプリケーションプラットフォームを提案・研究しました。
プレイステーションのようなビデオゲームプラットフォームでは、一度ハードウェアをリリースすると、10年間同じデザインをサポートしなければなりません。たとえばPlayStation 3 のアーキテクチャがデザインされたのは2006年より前です。その後10年以上、少ないメモリーとCPUパワーとThreadsで、現代的なソフトウェアやサービス機能を実現する必要があります。
PlayStationにたずさわっていたときは、たえず将来を考えながら、限定された条件下で、長期間維持できるアップデート仕様やUI設計を心がけました。
PlayStationのSystem SoftwareのUI構造やレイアウトの設計を行いました。
またPlayStationのSystem SoftwareやUpdateの、仕様のマネージメントを行いました。Updater仕様のレビューを、エンジニアや各リーダー、企画の方々等に対して各アップデートごとに行いました。
HTML 5を用いた、次世代のアプリケーションプラットフォームを提案し、研究開発を行いました。またその実現性の検証のため、Web socketを用いたServerを開発しました。開発にはJavascript, Node.jsやSocket.ioを使用しました。
Sony側でのCEO直轄組織のメンバーに選出され、次のイノベーションを検討する活動を行いました。
http://ascii.jp/elem/000/000/335/335647/
PlayStation video game, “Xenogears” and “Final Fantasy VIII”の開発に3DCG Designerとして携わりました。広告・動画向け3DCG, リアルタムビジュアルエフェクト, 背景3DCGを製作しました。
Tokyo Designer Weekで、Professional Furniture designerとして作品出展しました。
出展したイスは、一人用のイスから複数人座れるイスに変型できるよう設計しました。ユーザー達が椅子を変型する体験により、楽しさや驚きを共有するのがねらいです。
この設計には自分のUIデザイナーとしての知識を反映しました。
O’Reilly が主催のMaker Faire Tokyo ( Make: Tokyo meeting )にて、オリジナルで製作したGadgetを毎年出展しています。これらの活動については、いくつかのBlog Mediaに掲載していただきました。