April 21, 2005

カメラがない!




CONTAXがなくなる。

CONTAXはもともとドイツのレンズメーカー、

ツァイス社のカメラのブランドだった。

レンズメーカーの作る明るくて写りの良いレンズと

精巧で美しいデザインのカメラはライカに迫る人気を得た。

しかし日本のカメラメーカーの躍進を受けて

ツァイスはCONTAXブランドを日本のメーカーに売却してしまう。

そしてツァイスはレンズメーカーに戻り、

日本製となったCONTAXのカメラだけでなく、

SONYのビデオやデジカメにもレンズを供給していた。


今月、CONTAXを作っていた日本のメーカーが

カメラからの全面撤退を発表した。

CONTAXが他のメーカーに引き継がれるかは

わからないが、このままだとCONTAXはなくなるし、

ツァイスを標準で採用する一眼レフカメラも無くなる。


つーことで記念というかむかしからあこがれだった

CONTAX用のツァイスレンズを買うことにした。

50mm F1.4。

レンズの基本とも言われる良い設計のレンズだ。

明るいレンズがほしかったし、値段も中古で2万円位。


しかしレンズを買ってみたところで

オレはカメラ本体を持ってない。

で、前からほしかった一眼レフのデジカメを

買おうかと思ったのだが、

CONTAXの一眼レフデジカメはすこぶる評判が悪い。

っていうか50万円とか。高!

結局CANONの一番安い一眼レフカメラを

買うことにした。3月に出たばっかの新製品で

前の機種をさわってブーブー文句言ってた欠点が

ことごとく直っていて、

なおかつ一眼レフデジカメの中で一番小さい。

すばらしい。


ただしCONTAXのレンズをCANONのカメラに取り付けると

AFがつかえなくなってマニュアルなるので

自分でピントをあわせなければいけない。

ちっと面倒かなとか思ったが、よく考えるとオレ、

AFの一眼レフ使ったことねえや。(京セラサムライ以外。)

だからマニュアルでいいのだ。


さて。まずは新宿でレンズを買った。

ほしいCONTAXレンズの新品はもう売ってない。

だから中古を物色。状態の良いやつがあった。

でもレンズの前玉に微妙に擦れた跡があった。

でもオレ、Tシャツのスソとかでレンズふいちまう。

だから多少の擦れキズはいいのだ。


そのレンズを手にして、次は激安の地、アキバへ向かう。

だがナイ。

ほしかったキスデジNのブラックがどこにもナイ。


で、カメラがナイので、レンズをのぞいてみた。


キレイ!






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