ジュリと青山墓地と六本木ヒルズ。

青山墓地でパチリ。

墓石とビルってなんか似てる。

髪を切りに行った。

切ってもらっている場所からは神社の入り口がみえる。

で、ブルーシートを持ったひととか酒瓶を持った人が神社に入っていく。

みんな神社の中にシートを広げて花見するのだ。

神様もにぎやかな方がいいしね。

美容師さん情報によると、青山霊園でも

シートをひろげて、お墓と一緒に花見しているそうな。

出店がでてるのを見たこともあるらしい。

墓石じゃまだから引っこ抜いちゃえばいいのにナ。

しかーし。このままだと引っこ抜かれるのは

桜の木の方かもしれない。

実は霊園内の木々がピンチなのだ。

霊園内の清掃は、お墓の所有者が行うことになっている。

それぞれのお墓の区画をきれいにするのは、

墓の主の親戚や子供が行うそうだ。

だからたとえばある墓の区画内にある木から

となりの区画に葉っぱが落ちたとすると、

ヒステリックなおばさんあたりから

どうにかしろと文句がくるわけだ。

しかし青山墓地は墓と木々がひしめきあってる。

多少枝を刈ったところでどうにかなるものでもない。

青山墓地の中のお墓で、葉っぱぐらいで文句言う

社会性の無さもドウカと思うが、それなりに言い分もあるのだろう。

兎に角、片づける責任は木が植えてある区画の人にある。

ってことで、自分の区画の木を切り倒したり

ひっこ抜いてしまう人がいるそうな。ガーン。

都内の緑地は非常に少ないし、

悲しいかな、墓地は都内に残った

数少ない貴重な緑地となっている。

でもみんなにとって貴重な墓地の緑は、

現在むっちゃ個人の裁量に依存しているのだ。

都が管理するような方向に移行しても、

権利者のうち反対する人が一人でもいれば

難航してしまう。

だからといって、個人の権利を公共が

取り上げるわけにもいかない。

ってことで、たくさんの人が

この問題に立ち向かってるらしい。ガンバレ。

何十年経っても同じサクラが見れるっていう

あたりまえのことが大変で大事なのダ。

ほぼ日:隠される「死の現場」

http://www.1101.com/fujin-ido/283.html

「区部霊園の管理について」最終答申について

http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kubu_reien/reien_saishu/